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○溶接作業ではしゃがむ姿勢が最も多<、溶接ホルダーを常に静止の状態で保持する等の姿勢が要求される。朝礼、手持ち、休憩等の時間を利用して体操、マッサージ、手指や膝関節の運動を行わせることが望ましい
○無理な作業姿勢による疲労、健康障害予防のため作業面を適切な高さに工夫する
下向き溶接-胃腸障害、脊椎の変形
上向き溶接-頸部や上肢の疲労、平衡感覚の異常
○電光性眼炎の予防、異物侵入防止のため遮光メガネ等保護具の適正な使用を徹底する。隣接作業者相互の保護措置も怠らない
○心肺機能の保持増強のため粉じん作業場所以外の所で深呼吸等を行わせることが望ましい
○作業場における粉じん、ヒューム量の実態を調査し、工作方法の改善や粉じんの吸入時間、吸入量の低減を図る処置を行う

 

 

 

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